刺したい
ぼくの中の
きみのなまえを
きみのきおくを


わからなくなるまで
ごみくずになるまで
ナイフが折れるまで
刺したいんだよ


きみなんて
いなかったことに
今ならできるから


刺して、
刺して、
刺して、
ぼくは泣くから